建造物は綺麗なままであってほしい②
2021/03/08|news
先日のブログでは、アンカーの施工不良や、雑な補修によって建造物が汚く見えてしまうという
アンカー施工の残念な事例を紹介しました。
今回はその続きです!
アンカーボルトは基本的に鉄で出来ています。その中でも錆びにくいステンレスや、メッキの防食機能により錆びにくくなっているものが多いのですが、時間の経過とともにこんな風になってしまうことも。
埋め込まれたままのアンカーが錆びて、茶色い錆び垂れで構造物が汚れてしまっているのです。
鉄製品は長い期間雨にさらされると、やはり傷んで錆びやすくなってしまいます。
錆びにくいと言われている製品だって、絶対ではありません。
こういった事態を避けるためにはやはり
〇役目を終えたアンカーはできれば撤去する
〇構造物に残す場合は適切(綺麗)に補修する
という、できる限りの構造物の現状復旧が大切ですね!
建物などを大切に、永く受け継いでいくというのは、
SDGsのように今この時代に生きる私たちが、しっかりと意識すべきことなのかもしれません。