これだけは知っておいてほしい「アンカーの規格や種類」
2020/10/04|blog
〇 本体打込み式アンカー
〇 内部コーン打込み式アンカー
〇 芯棒打込み式アンカー
日本で最も販売数が多いアンカー3種類です。
これさえわかれば、アンカー選びでもう悩む事はありません。
それでは詳しく見て行きましょう。
本体打込み式アンカー
アンカーの種類も多いですが、ねじの種類も多くなるので、この表を確認して、現場でいざ施工する際に困らないようにしっかり確認していきましょう。
〔施工方法〕
1.穿孔→使用するアンカー外径に適合するドリル径で、所定の深さまで穿孔する
2.孔内清掃
3.アンカー本体を挿入
4.拡張
※専用のポンチを使用して、ハンマーで打撃を加える
設置完了は、ハンマーで打撃を加えた際に発生する音が、高い金属音(キーン、キーン)になるか、ハンマーの手ごたえが変わったら施工完了となります。
〔使用されている場所〕
建設工事、電気工事、衛星工事、冷暖房工事、看板工事、間仕切り工事、屋根工事、機械設置工事、仮設工事等あらゆる場所で使用されています。
〔注意事項〕
〇施工完了がわかりづらく、打込み足になりやすい
〇穿孔深さが浅くなると、アンカー本体が飛び出し(でべそ)になり、施工不良となる
〇穿孔深さが深くなると、施工不良や取付けボルトのねじ山の締付不足になる
〔撤去〕
別途専用工具を購入し、アンカー本体を撤去する事が可能。
ただし、アンカー径が大きくなると、撤去は困難になる。
〔メンテナンス〕
不可
〔メーカー〕
本体打込み式アンカーは、日本では一般的に使用されているアンカーですが、海外ではほとんど使用されていません。
製造メーカーの表を見ると、やはり外資のメーカーでは取扱いがありませんね。