取り外せるアンカー 再使用時のポイント
2022/07/12|news
アンカーバードについてのお問合せで一番多くいただく内容が
「抜いたアンカーの再使用について」です。
アンカーバードという製品は、電動工具(インパクトレンチ)でするりと簡単に抜き取ることが出来るあと施工アンカーですが、その抜き取ったアンカーをまた使えるというのも大きな特徴です。
しかし引張強度が必要であるボルトですから、再使用するのにあたっては何かと疑問が浮かぶ方も多いかと思います。
そこで、再使用の際のチェックポイントを簡単にご説明いたします!
①アンカーが変形していないか
本来は円形をしているアンカーに歪みがみられる場合や、欠けているなど変形している場合は拡張時にバラつきが出て強度が不足する可能性があります。
②ネジがスムーズに入る状態か
コーンが奥まで挿入されてアンカーが拡張する為、ネジ部に異常がないか確実にチェックしてください。
モルタルなどの付着物があった場合は取り除き、ネジがスムーズに入る状態にしてください。
要するに
アンカーが本来の状態を維持できているか
ということですね。
このようにチェックしていただき、異変がない場合には再度使用することが可能です。
詳しいチェック項目は下記のコーションシートをご確認ください。
10回使用後のアンカーの試験データはこちら。
ぜひ参考になさってください。
作業効率の向上や、建物をなるべく良い状態のまま保っていけるよう少しでもお役に立てたら嬉しいです。