現在、あと施工アンカー施工士およびあと施工アンカー技術管理士、主任技士等の資格認定を行っている、日本建築あと施工アンカー協会が新たに「あと施工アンカー注入施工士」と「あと施工アンカー点検士」の資格認定を実施すると発表しました。

2020年度からの実施を目指していくそうです。

「あと施工アンカー注入施工士」は、接着系あと施工アンカー注入方式カートリッジ型のミキシングノズル方式（有機系）とプレ混合式（無機系）の施工を適切に行うことができる技術的能力を有する資格で、実技試験を行うとのこと。

「あと施工アンカー点検士」は、施工済みのあと施工アンカーの施工と取付状態を定められた点検要領に基づき点検し、管理者に報告書をもって報告できる能力を有する資格で、筆記試験を行うようです。

資格認定の詳細は秋口頃に発表される予定とのことです。

こういった新たな資格認定制度ができることで、あと施工アンカーの施工や点検がさらに安全で確実なものになっていくといいですね！