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日本の分別とリサイクルの謎

2021/06/09|news

ここ最近、ごみ問題やリサイクル、地球温暖化等の環境問題のことを、日本のメディアでも取り上げられているのをよく目にするようになりました。

 

そんな中、少し気になる記事を見つけました。

日本のリサイクル率は19%

OECD加盟国(ヨーロッパを中心に、アメリカ、日本を含む35か国の先進国が加盟する国際機関)のうち34ヵ国のリサイクル率を比較したもので、日本のリサイクル率は19%。

それは下から5番目に位置する数値で、「焼却とエネルギー回収」については断トツ1位の71%

 

下から5番目の日本が19%、ではリサイクル率の高い国はどのくらいかというと、

一位のドイツは65%、二位の韓国で59%となっています。(2013年のデータ)

 

 

日本では可燃ごみ、不燃ごみ、さらに缶・ビン・ペットボトルなど、分け方は自治体によって異なりますが細かく分別が指示され、それに従ってみなさんゴミ出しをしていると思います。

しかし、このデータによると分別して出されたゴミのうちリサイクルされているのはわずか19%で、ほとんどが燃やされているというのです。

「それでは分別する意味がないのでは?」と、思う方も多いと思います。

しかし、日本ではペットボトルや紙などの資源ごみと呼ばれるものたちはすでに高いレベルでリサイクルされているのです。

わたしたちが分別をしなければそのリサイクル作業ができなくなってしまい、日本のリサイクル率はさらに低下してしまいます。

そうすると、その他のごみを減らすこと、そして処分ではなく再利用することが現在のごみ問題を少しでも良くするためには大切ということですね!

 

私たちもSDGsを意識し取り組もうとしている企業として、無駄なごみを出さないことはもちろん、自社商品の素材である鉄という資源を大切に扱い、できる限りリユースしていただけるような商品開発やその方法の発信をしていこうと思います。

今まで気にも留めていなかったゴミの行方について考えることが、地球環境を守る行動へのきっかけとなるといいですよね。

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