建設業界の未来
2021/06/01|news
最近こんなニュースの見出しに目が留まりました。
「10年後には土木技術者の3人に1人は60歳代になる」
土木に限らず建設業界全体が人材不足となっており、若手が減少している中で、日建連の調査によると10年後には60歳以上の割合が倍増する見込みとなっているそう。
そうなると実績のある技術者の割合が年々減っていき、今後の日本のインフラを支える業界が危機にさらされます。
最近では、パソコン一台で仕事ができたり、出社しなくても仕事ができる。10年前では考えられなかった働き方がどんどん増えてきています。そんな中で社会的保障が整っていない、男社会で厳しいというイメージがまだまだある建設業の職人という仕事が、若者から人気がないのも残念ながらわかります。
しかし、このままではマズイのです。
建設業界での職人という仕事が「かっこよくて、安定した仕事」となり、明るい未来が見える職業となるように、いまから中身を変えていく必要があると思います。
作業内容をデジタルに頼れる部分はデジタル化したり、肉体的負担を減らせるような工夫もできると思います。
私たちが販売しているアンカーも、さらにスムーズに取付できるようにまだまだ改良の余地があるかもしれません。
そのように建設業に関わる様々な人たちが、もっと働きやすい業界にしていけるよう工夫し、イメージアップをしていく必要がありそうです。