アンカーバードのSDGｓの取組みがいよいよスタートします

当社は、平成28年に創業した建設用アンカー製造企業です。

主力商品の「アンカーバード」は、構造物に残存せず、構造物を腐食させないという特徴を有する。電動工具を使用して設置するため、強度のバラつきを最小限に抑えることもできます。

建設現場の足場工事においては、風雨等による足場倒壊の解決が課題となっています。

地球温暖化の影響等から、今後も局地的な強風雨が増えることが予測され、解決策が求められています。この安全性が求められる足場を支えるアンカーの設置は、熟練工の経験や勘に頼るところことが大きく、建設現場は、このような熟練工に支えられてきました。

しかし、建設業界では熟練工の高齢化が進み、慢性的な人手不足で若年層の作業員が不足していることから、技術の承継ができていない状況に陥っています。このような状況の中で、技術力の伴わない作業員がアンカーを設置し、強度不足等からアンカーが抜けてしまうという事態が起こるのです。弊社の開発したアンカーバードは、誰が施工してもインパクトレンチやインパクトドライバーで施工することにより、トルクの力で強度を発現し、引張強度のばらつきを最小限に抑えます。また、埋め込まれたアンカーは撤去可能で一定の条件が整えば繰り返し使用も可能です。限りある資源を守るためにも、大いに期待できます。

SDGｓの17項目の目標達成として

９．産業と技術革新の基礎をつくろう（強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る）

取組みとして：作業効率アップの動画の配信

技術継承は、時間と労力を要しますが、アンカーバードの施工は配信された施工動画を見ていただければ、インパクトレンチやインパクトドライバーを使用すれば、誰でも施工が可能となります。いろんな角度や基準となる手順を分かりやすく配信しております。