建造物は綺麗なままであってほしい
2021/03/05|news
「建造物は綺麗なままであってほしい」
私はそう思うのです。
ビルやマンション、塀なども含めると、街は人間が作った建造物で溢れています。
ご自身の所有物はもちろんのこと、暮らしている街や旅先の建造物って綺麗だったり、素敵な造りだったりしたほうがなんだか気持ちよくないですか?
街を歩いているとたまにこんな部分を見つけ、気になってしまうのです。
アンカーボルトがボコッと出っ張ったままの壁や、ボルトが埋まったまま綺麗に補修されていない壁です。
せっかく綺麗に建てられた構造物が、改修工事をする際にアンカーボルトのせいでこんな風になってしまうこともあるのです。
さらにこのボコッと出っ張った状態のアンカー(現場ではでべそと言われています)は景観性を損なうだけでなく、強度不足の原因にもなります。
こういったものを見ると、私たちアンカーボルトを取り扱う者としてはとても悲しく、悔しい気持ちになるのです。
〇不要になったアンカーはできれば取り除き、補修する。(現状復旧)
〇取り除かない場合は、穿孔深さを十分に確認し正しく施工する。(でべそ×)
基本だけど忘れがちな「建造物に思いやりを持ったアンカー施工」をぜひ!施工者の皆様にはお願いしたいのです。