再使用できるアンカーボルトでCO2削減へ
2021/03/01|news
「炭素税」って聞いたことありますか?
本日、こんなニュースを目にしました。
2050年の温室効果ガスの排出量実質ゼロ実現のため、環境省が排出量に応じて企業に税負担を課す「炭素税」を本格的に導入する方向で検討していることがわかった。2日の中央環境審議会の小委員会で素案を示す。
引用:読売新聞オンライン
ここ数年で特によく聞くようになった環境問題やCO2削減のはなし。
日本のCO2排出量の割合の多くを占めている製造業では、排出量削減の目標を持ち、真剣に目標に向け取り組んでいる企業も多いかとおもいます。
しかし、削減の目標に向かうにはシステムチェンジや設備の取り換え等、大きな費用がかかることも多く、わかってはいてもなかなか取り掛かることができないという企業も少なくありません。
毎日当たり前のように使用されているアンカーボルトだって、製造するにはエネルギーの消費を伴います。そのようにして作られたアンカーが、一度使用したらそれでおしまいというのは勿体ないですよね。
今までは当たり前に使い捨てだったものが、よく考えたらもっと有効に活用することができたり、私たちのひと手間で無駄なごみを出さずに済んだりするものが実はたくさんあるように思います。
私たちは「繰り返し使用できるアンカー」がもっと当たり前になることで、資源やエネルギーの消費を減らし、少しでもCO2削減に貢献していけたらと思っています。