以前、ブログでも少しお話しましたが、アンカーバードを開発したきっかけは、

大型台風による足場倒壊の恐れを目の当たりにしたことからでした。

アンカーボルトの施工不良による足場倒壊の危険…

重い金属製のものや、固いコンクリートを留める。そんな役割をするアンカーが、

職人の腕によってはうまく施工できないなんて危険すぎると思ったのです。

そこから、誰でも簡単に安全な設置ができるアンカーを作りたいという思いで、アンカーバードは生まれました。

「電動工具で、誰でも簡単・スピーディーに施工でき、取り外しができる」

「経験値や体力に関わらず、安全に設置完了することができる」

いろいろな試験や試行錯誤を繰り返し、長い年月を経てやっと、そんなアンカーを完成させることができました。

人手不足が問題とされている建設業界で、経験の少ない職人がアンカー施工をすることだってあるかと思います。

そういった不安要素を、人手がいないことによって向き合うことができない現場がたくさんあるのです。

年々増加している大きな自然災害。

さらには地震の多い日本で、人々を支える道や橋、建築物などにはさらなる強度が求められると思います。

そんな中で、【アンカーボルトという一部分だけど大きな役割をするモノ】が、人々の暮らしの安全のために役立ってくれたらうれしい限りです。