最新のアンカーを橋梁工事で使おう!
2021/02/16|news
平成31年2月、国土交通省 道路局から「道路橋定期点検要領」が策定されました。
※道路法施行規則の一部を改正する省令( 平成2 6 年国土交通省令第3 9 号。以下「省令」という。) 及びトンネル等の健全性の診断結果の分類に関する告示( 平成2 6 年国土交通省令告示第4 2 6 号。以下「告示」という。)が平成2 6 年3 月3 1 日に公布され、同年7 月1 日より施行されます。
これにより、トンネル、橋等の点検は近接目視により5 年に1 回の頻度を基本とし、その健全性については4 段階に区分することになります。
対象となるのは
〇橋梁 2m以上 70万橋
〇トンネル すべて 1万本
施工されてから約8年が経過し、日本全国にある対象となった橋梁・トンネルのすべての点検が完了した事になる。
この点検を基に、この先メンテナンス工事が設計され、発注されてくる事がわかる。
またその数は、構造物の老朽化が進むにつれて、増えてくる事が予想できる。
橋梁・トンネルの改修工事の方法は多岐にわたるが、コンクリート打ちっぱなしが多い土木構造物には、撤去できるアンカーが必須になる!
アンカーが構造物に残存させる事で、
1,アンカー本体が錆びる
2,錆びダレの発生
3、コンクリート表面の爆裂
4,構造物鉄筋が腐食
このようなトラブルに発展する事がある。
改修工事では、アンカー本体を撤去し、防水モルタルか、無収縮モルタルで補修する事で「現状復旧」が完了する。
このようなアンカーの撤去の需要は増えてきており、発注者や、元方事業者に少しずつ浸透しているように思います。
そして現場で毎回お困りになる
〇創意工夫
〇技術提案
〇NETIS技術採用
などを活用しながら、工事の品質アップに役立ててください。