NETIS登録商品…NETISって何?
2021/02/14|news
「NETIS登録商品」
建設業に携わっている方や、職人さん方は、聞いたことがあるという方も多いかもしれません。
弊社の開発商品アンカーバードも、実はNETIS登録商品です。
そのNETISとは、いったいどういったものなのでしょうか?
NETISとは、民間企業等により開発された新技術に係る情報を、共有及び提供するためのデータベースであり、国土交通省によって運営されている。
(New Technology Information System)の頭文字を取り、ネティスと呼称されている
引用:ウィキペディア
すごく簡単に説明すると、
様々な企業で開発された、公共事業にとって有効な新しい技術の情報を提供する場です。
新しく開発された技術がとても素晴らしいものだとしても、それがまだ世間に浸透していない状態では、情報を必要としている方にも知ってもらう機会がなかなかないですよね。
NETISとは、そんな技術と、それを求めている人たちを結ぶ。そんな役割をしています。
今では法人個人問わずインターネット上で誰でも閲覧できるようになっているので、国土交通省に認められた画期的な新技術を、一般の方も興味があれば誰でも調べることができます。
そんなNETISって、どうやって登録するの?
NETISの登録は、各地域の技術事務所で行います。
地方整備局技術事務所、港湾空港技術調査事務所、北海道開発局事業振興部技術管理課
上記各機関では、申請・相談窓口が設置されているので、申請に関するお問い合わせ等はこちらにしましょう。
【登録までの流れ】
書類を持ち込んでから登録までは平均半年程度と、なかなかの時間と労力を必要とするのですね!
NETISに登録するメリット
NETISに登録されたものが「優れた新しい技術」として、認められた商品ということはわかりましたよね。
では、NETISに登録すると、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか?
このように、NETISに登録された新しい技術に注目している事業者や工事関係者の目に留まり、現場で採用されるチャンスが増えるということですね。そのため、新技術を開発した側にとってはPRにつながります。
さらに実際に活用された技術は事後評価されるため、技術や商品のブラッシュアップ、新たなアイデアが生まれる、なんて可能性もありますよね!
なんとなくNETISがどんなものなのか、わかっていただけたでしょうか?
そんなNETIS登録商品は、登録した側だけでなく、その新技術を使用する側にもメリットがあるのです!
優れた新技術を使用することで、工事がスムーズに進み、品質の向上や工期が短縮されることが期待されるほか、国や地方自治体が発注元となる公共工事に際し、登録技術の活用を提案すると工事成績評定での加点の対象となります。また使用した結果が良好な場合はさらに加点されます。
このように、提案、使用する側にもたくさんのメリットがあるNETIS登録商品。
皆さんに少しでも興味を持っていただき、新たに生み出された素晴らしい技術が、様々な現場で活躍するといいですね。